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ささえるラボ編集部です。 医療・福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします! 「マイナビ医療福祉キャリア」が運営しています。
ICT化が進む介護現場
具体的には、利用者さんの情報を記録する電子カルテやソフト、職員の勤怠管理やシフト調整を行うシステム、オンライン研修やeラーニングなどです。
そのため、介護業界の転職においてもPCスキルは求められる時代となっています。
転職時に求められるPCスキルのレベル
■介護職の転職に最低限必要なPCスキル
・オンライン会議用ツールの基本的な操作
最低限必要なスキルとしては、カルテの入力や勤怠入力ができるよう文書作成ソフトを操作できることや、会議・勉強会などに参加ができるようオンライン会議ツールを利用できることなどです。これらの操作ができれば、日常の業務において大きく困ることはないでしょう。
■介護職の転職であると強みになるPCスキル
・ExcelやPowerPointなどの活用スキル
強みとなるケースは、業界に特化したソフトを使用したことがあったり、ExcelやPowerPointなどで必要な資料を作成・運用できるスキルです。実際にExcelで表の作成などができると、利用者さんの状況などを可視化しやすくなったり、イベントの企画書作成ができたりと業務の効率化を図ることができるでしょう。
PCスキルを身につけるメリット
2.キャリアアップやキャリアチェンジに生かせる
3.業務の効率化を図ることができる
■1.転職活動でアピールできる
面接などでアピールする際には、具体的に自身が持っているPCスキルがどのように現場で活かせるのかを話せるように準備しておくと、面接官に納得感をもって話を聞いてもらうことができます。
■2.キャリアアップやキャリアチェンジに生かせる
具体的には、管理職の場合、職員の勤怠管理や、評価などを管理する際にPCを使用したり、事務の場合は利用者さんの情報や来客情報をPC上で管理したりすることができます。
■3.業務の効率化を図ることができる
PCを用いて短縮した時間は利用者さんのケアの質向上に繋げたり、残業時間の削減をしたりと有効的に活用することができます。さらにその結果、施設運営も円滑に進められるようになるなどよい循環が生まれます。
PCスキルを身につける方法
・介護職向けの研修に参加する
・日常業務で実際に触れてみる
■無料で学べるサービスを利用する
実際に画面を見ながら操作してみることができるため、初心者には動画のコンテンツがおすすめです。
■介護職向けの研修に参加する
このような研修は、外部の方の参加も可能であることが多いため、施設で使用しているソフトの操作に苦手意識がある場合は参加してみるとよいでしょう。
■日常業務で実際に触れてみる
記録をPCで入力する習慣をつけてみたり、Excelで計算や表の作成をしてみたりするなど実践していくなかで不明点を解消するようにしましょう。
最後に:苦手意識を持たずPCスキルの習得に挑戦してみましょう!
PCを普段操作しない方にとって、初めての操作はハードルが高いかもしれませんが、介護業界で求められるPCスキルはやってみると意外と簡単なものばかりです。勉強会への参加や簡単な文書の作成などまずは苦手意識をなくす第一歩から踏み出してみましょう。
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