人間関係のトラブルで退職。それから職場を転々とし、疲れてしまいました…。

人間関係のトラブルで退職。それから職場を転々とし、疲れてしまいました…。

【回答者:後藤 晴紀】焦らずに時間をかけて癒していきませんか?


本日のお悩み

介護業界で10年 仲の良かった友達が同じ部署に配属になり 、それまでは良い人の印象がありましたが、常に嫌みを言われ疲れてしまい離職しました。でも前の職場の事がなかなか忘れられなくて、転々と職場を変わっています。
年齢も64歳と言うこともあり、再就職となると難しく心が疲れてしまいました。
離婚をしているので娘の負担にならないように頑張ってきましたが、疲れています。
娘も「扶養内でゆっくり働けば?」と言ってくれるので、しばらく休みたい気持ちが勝っています。どのようにしたらいいかアドバイスをください。

相談者:ミーちゃん さん

焦らずに時間をかけて癒していきませんか?

ご質問ありがとうございます。
お辛い経験でしたね。
自分が信頼していた友人との信頼関係の崩壊は、心に大きな傷が残ったのではないかと思います。
共に過ごした日々が長ければ長いほど、心の傷も大きくなってしまいますよね。
その経験が新たな人間関係の構築を妨げてしまっている要因になっているかもしれません。

■一度、就労時間を減らして働いてみましょう

ご質問の回答ですが、
『就労時間を減らして、働かれてみてはいかがでしょうか?』

新たな職場でも、本来ご質問者さんがお持ちのパフォーマンスを発揮できずに、自信を無くしてしまってはいませんか?

新たな人間関係の構築には、大変なエネルギーを要しますよね。
精神的に疲弊しきってしまっていては、そのエネルギーが足りずに、より疲れてしまいますよね。その疲れが身体的な症状として現れていないと良いのですが。。

特に私たち対人援助職は、自分の身体、精神状態によってそのパフォーマンスに大きな影響が出てしまいます。普段でもストレスマネジメントのコントロールが大変なのに、そこに新たな人間関係をつくるとなると、いつも以上のエネルギーを要しますからね。

■コミュニケーションが原因で自信を失っていませんか?

そういった理由から、ご自分を守ろうとされて、新たな職場でも無意識に他人との距離をとってしまうようなことはありませんでしたか?
仮にそのような状態ですと、相手の方も『この人は自分と距離をとろうとしている』と、察してしまうかもしれません。
それでは人間関係をつくろうとしても、心と体が違う行動をとってしまい、よりストレスになるばかりか、現場でもコミュニケーションがうまく図れずに、業務にも少なからず影響を及ぼすことになってしまうかもしれませんね。
ご自身の自信も削がれていき、漠然とした焦りになってはいませんか?

発端はご友人との関係だったかと思いますが、今となっては、これまでの転職を含めたご経験から積み上げられた、様々な要因が積み重なってしまったものかもしれません。
休みたい気持ちも大きいと思いますが、それではご自身の心のざわつきが解消されずに、今度は焦りの方が大きくなると感じて、不安になっていませんか??
今の状況を理解してはいるけど、どうしたらいいか分からない状態なのかと思います。

私の推測となりますが、精神的にも安定した生活を継続するためには、収入も大切な要因ですよね。全く働かないといったことに不安も感じているのだと思います。収入が減ってしまい、先々の事を考える不安ですし、娘さんにも母親として負担を掛けたくないという気持ちも感じておられるのだと考えました。

■家から通いやすい、小さめの事業所をおすすめします

そこでご提案です。

心身共にフルタイムで働ける状態になるように、今は準備をしていきませんか?
娘さんが伝えてくれているように、一度出勤日数を減らしてお仕事を探されてはいかがでしょうか?

ご年齢としては、確かに正規雇用職員での就労は難しいかもしれませんが、これまでの介護業界のご経験があれば、フルタイムではなくとも就職先は必ず見つかると思います。
まずは30分圏内で通勤できる事業所を探されてみてはいかがでしょうか?
通勤時間が長いと、それだけ家事に関わる時間が減ってしまいますし、何よりも疲れます。
できるだけ近隣の方が、身体的にも精神的にも負担を減らせると考えました。

事業所の形態ですが、小規模な事業所を探してみてはいかがでしょうか?
スタッフ人数が多ければ、それだけ人間関係を構築しなければならない人数が増えて、疲れてしまう事を危惧しています。
小規模な事業所であっても、通所系、訪問系では人材を求めているかと思います。
サービス付き高齢者住宅は、入居している方への訪問サービスとなるので、そういった事業形態もよろしいかと思います。

あまりお勧めはしませんが、前の職場の事が忘れられないとの事でもありましたので、日数を制限した雇用形態で、前の職場に再雇用という形でご連絡を入れてみるのも良いかもしれません。
忘れられない良さが、その事業所にあるという事でもありますからね。

■まずは自分を労って、自信を取り戻しましょう!

いずれにせよご質問者さんに必要なことは、人間関係も含めて、ご自身の自信と心と体のバランスを取り戻すことかと思います。
その為に、これまでの歩みのスピードを少し緩めてみてはいかがでしょうか。
傷ついた心を癒してから、再度歩みを進めても、決して遅いという事はないと思います。
事業所にとっても、働いてもらえる日数が増えることは喜ばしい事ですからね。
今はもっとご自身の事を、認めて褒めて、労って差し上げてください。
ご質問者さんご自身が笑顔で日々を送って頂きたいと思います。

■相手を理解することが信頼関係構築の第一歩

最後に、私が部下や上司、友人との関係を構築する際に気を付けていることの一つですが、自分の考えを一方的に伝えるのではなく、相手を理解してから自分の事を理解してもらうという事を心がけています。

これは、自分とは違った考え方の人と出会った際には、そのような考え方もあるのだと肯定し、否定しないという事と、なぜそのように考えたのか知るようにしていることです。
こうすることで、相手を理解し、自分の意見も理解してもらうことで、お互いの事をより理解でき信頼関係が育まれます。

この回答が、ご質問者さんの笑顔に繋がるように願っています。
ご質問者さんは十分頑張っていますから、頑張りすぎずにですよ!
応援しています。ご質問ありがとうございました。

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この記事のライター

・けあぷろかれっじ 代表
・NPO法人JINZEM 監事

介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、潜水士

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