はじめに
■執筆者
ささえるラボ編集部です。 医療・福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします! 「マイナビ医療福祉キャリア」が運営しています。
ともに働いた上司や先輩、同僚、後輩が退職する際には、ありきたりの定型文ではなく、それぞれの関係性に応じた、心のこもった言葉を贈りたいですよね。とはいえ、いざ文章にしようとすると、「どんなメッセージを書けばいいのだろう」「書き方のマナーがわからない」と迷う人も多いのではないでしょうか。
■メッセージの注意点
本記事では、退職者へのメッセージで悩んでいる人に向けて、メッセージ作成の基本や、退職の理由別・相手別の文例を紹介します。
退職者へのメッセージの基本構成とポイント
ここに紹介するポイントを意識することで、相手の状況に配慮した、心のこもったメッセージを作成しやすくなるので、ぜひ覚えておいてください。
ポイントがわかれば、意図せず失礼にあたる表現を使ったり、相手に負担を与えてしまったりといった状況も避けられるはずです。
■1.「ねぎらい」と「感謝」の言葉は必ず入れる
なお、結婚・定年退職・独立など、おめでたい理由で退職する場合は、「おめでとうございます」という祝福の言葉も入れてください。
心より感謝いたします。
・多くの現場でお世話になりました。これまでご指導いただき、ありがとうございました。
・ご定年おめでとうございます。長い間、お世話になりました。これまでのご尽力に、
心より感謝いたします。
■2.相手に関するエピソードや思い出を添える
メッセージを作成するにあたっては、困ったときに助けてもらった場面、仕事に向き合う姿勢から学んだこと、その人らしさを感じた瞬間などを思い浮かべてみてください。そうした内容を盛り込むと、たとえ一文であっても「あなたをきちんと見ていました」という気持ちが伝わり、心に残るメッセージになるでしょう。
・利用者さんのご家族への対応で迷っていたときにアドバイスをくれて、
とても助かりました。
・○○さんの仕事への向き合い方から、たくさんのことを学ばせていただきました。
■3.背中を押しすぎない締めくくり
退職は、新しい一歩であると同時に、心が揺れやすい節目でもあります。そのため、背中を強く押す言葉よりも、静かに見送るような一文のほうが、胸に響くことも多いでしょう。
最後の言葉は、「この言葉を、自分が退職する際に受け取ったらどう感じるだろうか」を想像しながら選ぶと、自然と優しい締めくくりになります。
・どうかお体を大切にお過ごしください。
・新しい環境での毎日が、実りあるものになることを願っています。
■4.【NG】メッセージに入れてはいけない表現や言葉
ここでは、注意したい表現や言葉についてお伝えします。
■退職理由を詮索する言葉
■比較や評価につながる表現
たとえば、「もっと良い職場」という言い回しは、今まで働いていた職場が「良くなかった」という意味にも受け取れます。「正しい選択」という言葉も、送り出す側の価値観で、相手の決断を評価しているように見えかねません。
付け加えるなら、退職メッセージは退職する本人だけではなく、第三者の目に触れる可能性が高いものです。在職中の上司や先輩、同僚、後輩がこうしたメッセージを目にした場合、あなた自身の印象に悪影響を及ぼす可能性も、ゼロではないでしょう。
■自分の感情だけを前面に出す
しかし、この言葉だけで終わってしまうと、贈られた相手が罪悪感や後ろめたさを感じてしまうことがあります。退職する側は、すでに多くのことを考えたうえで決断をしているため、送り出す側の感情が出すぎないように配慮しましょう。
「寂しい」「残念」などの気持ちを伝える場合は、感謝やねぎらいの言葉とセットで伝えると、ポジティブな印象になります。
■「おつかれさまでした」「ごくろうさまでした」の使い分け
一方で、「ごくろうさまでした」は、本来、目上の人が部下や後輩をねぎらう際に使う言葉です。そのため、上司や先輩に対して用いると、失礼にあたる表現になります。
使い方によっては、偉そうな印象を与える言葉でもあるので、退職メッセージのように丁寧さが求められる場面では、相手が後輩であっても注意が必要です。どちらを使うか迷った場合は、「おつかれさまでした」を選んでおくと安心でしょう。相手との関係性にかかわらず使えるため、誤解や行き違いを避けられます。
■“忌み言葉”に注意する
退職メッセージに入れないほうが良い忌み言葉は、以下の通りです。
・「忘」(忘れる)
加えて、くれぐれも、重ね重ね、まだまだ、しばしばなどの重ね言葉も縁起が悪いとされています。
ただし、こうしたマナーにとらわれすぎると、言葉に詰まって思いを伝えられなくなる可能性もあります。 退職のメッセージを贈るにあたって大事なのは、相手の状況や気持ちに寄り添うこと。極端にネガティブな表現を避け、前向きな言葉で思いを伝えれば、きっと相手に届くはずです。
転職のときの退職メッセージ文例集
■上司や先輩
■同僚
■後輩
独立・開業のときの退職メッセージ文例集
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結婚による退職メッセージ文例集
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妊娠・出産による退職メッセージ文例集
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病気や家庭の事情による退職メッセージ文例集
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定年退職する上司や先輩へのメッセージ文例集
最後に
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