会社を休む理由と正しく伝える基本ポイント
■執筆者
ささえるラボ編集部です。 医療・福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします! 「マイナビ医療福祉キャリア」が運営しています。
「どうしても外せない用事が入った」
「子どもが急に発熱した」
当日欠勤の連絡は、特に緊張しますよね。また、「会社や同僚に迷惑をかけてしまうのでは」と心配したり、罪悪感を抱いたりすることもあるでしょう。
■無理な出勤は逆効果
とはいえ、欠勤を伝えるにあたっては、気をつけたいポイントがいくつかあります。いったいどのような点に配慮し、どう伝えるのがよいのでしょうか。
本記事では、よくある会社を休む理由をケース別にまとめ、スムーズに伝えるためのコツや、避けたいNG行動などをわかりやすく紹介します。
【当日欠勤】緊急時の連絡で意識したいポイントと状況別の最適な伝え方
欠勤理由を告げる際、「仮病やサボリを疑われたらどうしよう」と心配するあまり、必要以上に詳しい説明をする人も少なくありませんが、その必要はありません。 説明が長くなりすぎると、かえって不信に思われる可能性があります。「どのような状態で出勤が難しいのか」がすぐに伝わるように、要点を絞って手短に伝えましょう。
また、欠勤理由とあわせて、業務への影響や対応策についても必ず伝えてください。
・欠勤理由は要点を絞って手短に伝える
・業務への影響と対応策を伝える
■【例文あり】体調不良
「医療機関を受診するケース」「自宅で静養するケース」「メンタル不調のケース」という3つのケースについての例文は、以下の通りです。
■医療機関を受診するケース
■自宅で静養するケース
いただきます。自宅で安静にし、症状が悪化するようであれば、午後にも受診を検討いたします。10時から予定していた会議については、進行役をほかのメンバーにお願いできますでしょうか。
■メンタル不調のケース
そのような場合は、「昨日から吐き気が止まらなくて」「体がだるくて動けなくて」など、身体的な症状に言い換えて伝えるのがおすすめです。
■【例文あり】不慮の事故、トラブル
そのような場合、「急なトラブルで」だけでは、上司が状況を把握できず、かえって心配をかけてしまうかもしれません。 慌てたり混乱したりしやすい状況ではありますが、要点を押さえた連絡を心がけましょう。
修理の立ち会いが必要な状況のため、本日は欠勤させていただきます。予定していた面談の件は、○○さんに引き継ぎをお願いしておきました。明日には出社できる見込みなので、
よろしくお願いいたします。
■【例文あり】家族の体調不良もしくは緊急対応
誠に恐縮ですが、本日はお休みをいただきます。引き継ぐ必要のある業務は特にありません。復帰時期については、病院受診後にあらためてご連絡いたします。
■【例文あり】弔事・忌引き
○日まで忌引き休暇をいただきます。必要なお客様対応については、共有フォルダにまとめてあるので、○○さんに引き継いでおきます。
急な欠勤に有給休暇は使える?
当日欠勤でも有給が使える会社の場合は、欠勤の連絡をする際に「本日は有給休暇を取得したいです」と伝えておくとスムーズです。
【事前申請】有給休暇をスムーズに取得するためのポイントと伝え方
■有給申請のタイミングと注意点は?
ちなみに 会社には、業務に支障が出る場合に限り、有給休暇の取得日を変更できる「時季変更権」が認められています。そのため、申請のタイミングや時期によっては、希望どおりに取得できないこともあります。
■休暇の理由はどうする?
これは絶対NG!会社を休むときのリスク行動とキャリアへの影響
社会人として、会社を休むときに避けるべき行動についても、把握しておきましょう。
■【最重要】無断欠勤は絶対NG!背負うリスク大
また、無断欠勤は労働契約上の義務違反にあたるため、複数回や長期にわたる場合は、会社が懲戒処分を検討する可能性もあります。懲戒解雇になると、再就職の際に不利になることが多く、キャリアへの影響は決して小さくありません。「将来の自分」を守るためにも、欠勤の際は必ず連絡を入れましょう。
なお、うっかり連絡を忘れてしまった場合は、気づいた時点で早急に電話し、連絡が遅くなったことを誠実に謝罪してください。
■心象を悪くするNG理由と伝え方
やむを得ず休みを取るときは、体調不良や急用など、相手に配慮した表現で伝えるのが基本です。そのままの理由を伝えてしまうと、「自己管理ができていない」「仕事を軽視している」といった印象を与えかねないので注意しましょう。「言いにくい事情で」「ちょっと都合が悪くて」といったあいまいな言い方もNGです。
職場に迷惑をかけたり、周囲を不快にさせたりしないことは、社会人として最低限意識すべきマナーだと理解してください。
■SNS投稿に注意
休んだときは、SNSへの投稿はしない、友人へのコメントや「いいね」も控えるなど、デジタルツール上での行動にも配慮しましょう。
連絡が難しいほどつらいときは
そうした場合は、心身を休めることを最優先し、上司への連絡では最低限の情報だけを伝えましょう。どうしても自分で連絡できない場合は、家族や信頼できる人に代理連絡を頼んだり、メールやチャットで連絡したりする方法もあります。
また、会社に設置されている産業医や、外部の相談窓口に現在の精神状態を伝え、休職や退職に向けた手続きの支援を仰ぐのも、選択肢のひとつでしょう。
最後に:普段のコミュニケーションも大切に
体や心の状態、予想外のトラブル、家庭の事情など、仕事を続ける中には「休むべき日」が必ずあります。そして、あなたが健康であることや、安心して働けることが、周囲にとってもプラスになります。
休みを取る際に大切なのは、誠実でスムーズな連絡と、休むべきときに休む勇気です。この記事によって、会社を休むことへの悩みが、ほんの少しでも軽くなりますように。
■あわせて読みたい記事
こんな「賃金カット」はあり得るの!?介護職員からのお悩みに社労士が答えます! | ささえるラボ
https://mynavi-iryofukushi.jp/media/articles/1120月に1回の欠勤や早退・遅刻で処遇改善手当をカットされてしまう… こんな賃金カットってありなんでしょうか? 介護職員からのお悩みに社労士が解説します! 【執筆者:社労士、山本 武尊】
介護職の給与・休暇・補助金、よくある疑問に専門家が答えます! | ささえるラボ
https://mynavi-iryofukushi.jp/media/articles/1318「処遇改善は給与に含まれて支給されるの?」「補助金5.4万円はいつもらえる?」「介護休暇って無給なの?」この記事では、介護職の方が気になる給与や休暇、補助金に関する、よくある質問に専門家が回答します!【執筆者/専門家:山本 武尊】

ささえるラボ編集部です。
医療・福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!
「マイナビ医療福祉キャリア」が運営しています。