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【面接マナー】介護職の転職で押さえておきたい面接のマナー

【面接マナー】介護職の転職で押さえておきたい面接のマナー

面接のマナーが良ければ評価も良くなり、転職の成功率も上がるもの。ただし初めての転職だと基本マナーをすでに忘れている人もいるでしょう。そこで本記事では面接の時に加え、面接前後のマナーも確認し評価アップを狙います。


介護職の転職で押さえておきたい面接のマナー

転職時に必ず行われる面接。どんなに経験があっても、面接で悪い印象を与えてしまうと不採用になることもあります。逆にキャリアに自信がなくても、面接時の印象が良ければ転職がうまくいく可能性も高まるものです。このように転職するにあたって面接対策はとても重要なのですが、「面接時のマナーが分からない」あるいは「忘れてしまった」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は介護職の転職で、面接中とその前後に気をつけなければいけないマナーを確認し、採用担当者に好印象を与えることができるようにしましょう。

ステップ別! 面接の基本マナー

面接マナーは、面接前、面接時、面接後のそれぞれで注意するべきポイントがあります。それぞれのステップにおいて、具体的にどのような点に気を付けるべきか確認しておきましょう。

面接申込みから当日までのマナー

面接前でマナーが試される場面は「応募後の電話」「当日訪問したとき」の2つ。具体的に気を付けるべきポイントは以下です。

◆応募後の電話
・時間帯に注意
時間帯に注意:電話を掛けた際は「ただいまのお時間はよろしいでしょうか」と断りの言葉を伝えるようにしましょう。また、土日祝日は担当者がいないことがよくあります。電話をかけるのは平日の昼間にして、スムーズに担当者につないでもらえるようにしましょう。

・担当者につないでもらう:電話には現場の介護スタッフが電話に出ることもあります。いきなり要件を話し始めるのではなく「面接の応募をした者ですが、担当者の方はいらっしゃいますか」としっかり担当者に代わってもらうよう伝えましょう。

・メモを取りながら聞く:介護業界では面接後すぐに合格を伝え、その場で雇用契約を結ぶことも珍しくありません。その際、資格・修了証や本人確認書類が必要になることもあるため、事前に当日持参すべき物の確認も忘れずにしておきましょう。

◆訪問時のマナー
・身だしなみ:服装や髪型は清潔感のあるスタイルを選びましょう。華美にならず、きちんとした印象が大切です。

・におい:タバコや強すぎる香水のようなにおいにも気を付けなければいけません。自分では気にならなくても、においに慣れてしまっているだけということもあります。喫煙者は当日面接が終わるまでタバコは我慢し、普段香水をつけている人も控えるか、あるいは普段よりつける量を控え、ほんのりと香る程度にとどめましょう。

入室から退室までのマナー

入室から退室までは最も細かくマナーを見られる場面です。流れに沿って確認しましょう。

◆基本の流れ
1.面接室に案内されたらノックをして中に入ります。ノックの回数は3回が一般的です。
2.中に入ったら「失礼します」と一礼し、ドアに一番近い席の前で立ち止まります。どうぞといわれてから着席しましょう。
3.面接が終了したら、そのまま「本日はお忙しい中、貴重な時間をいただきありがとうございました」と感謝を伝え、席を立ちます。
4.席の横でもう一度「ありがとうございました、失礼いたします」と一礼し、出口まで歩きます。
5.出口のドアの前で立ち止まり、採用担当者の方を向き、改めて「失礼いたします」といい、退室します。このとき採用担当者の方には背を向けずに部屋を出るようにしましょう。

◆面接が基本とは違う流れになる場合
施設内を見学した後、そのまま一緒に面接室に入って面接を行うというように、基本とは違う流れで面接が始まる施設もあります。そのため上記の流れは抑えつつ、どうすれば相手に失礼がないか、臨機応変に対応することも必要です。

ただし、失礼がないようにと気を使いすぎてパニックになるようでは本末転倒です。基本の流れ通りに面接が始まらない場合は、丁寧な態度を示すことや敬語、挨拶には気を付けつつ、自然体でいられるようにしましょう。

面接後のマナー

面接が終わってほっと一安心といきたいところですが、じつはやっておく方が良いことがあります。それはお礼の手紙を送ることです。面接に時間を割いてもらったことに対し、感謝の言葉を簡単にしたためた手紙を送るようにしましょう。

マナーは相手に心地よく感じてもらうためのもの

以上のように面接の前から面接の後まで、マナーに関して気を付けるべきポイントはたくさんあります。これらを数回確認しただけで、本番でいきなり実践ということは簡単ではありません。

当日失敗しないために、今回挙げたポイントは意識せずともできるようになるまで繰り返しシミュレーションしましょう。頭の中でイメージを繰り返すだけでも構いませんが、実際に体を動かしてみると、より流れや注意点が身につきやすくなります。

ただし、あまりにも細かい部分まで作りこんでシミュレーションしてしまうと、定型化する可能性があります。定型化してしまうと、シミュレーションと異なる状況で臨機応変に対応できず、失敗の原因にもなるでしょう。あまりに細かすぎる点は気にせず、シミュレーションする内容は大まかな流れ程度にとどめるようにしましょう。

また、不安が残る場合は、マナーに気をつけなければならない意味を考えてみるのも効果的です。マナーは、相手に心地良く感じてもらうためのものです。どうすれば相手に心地良いと感じてもらえるのか、常に意識しながらに行動することで、自然と相手に失礼のない対応ができるようになります。

身だしなみもマナーのひとつ

今回触れた面接時と面接前後の礼儀作法に加えて、身だしなみも大切なマナーの1つです。今回挙げたマナーがしっかりできていたとしても、着ている服や髪型、髪の色、化粧が場にそぐわないようであれば、大きなマイナスポイントになることもあります。逆にそれらが面接の場にふさわしいものであれば好印象を与えることもできます。身だしなみについては別の記事で詳しくまとめているため参考にしてください。

まとめ

介護施設の中にはマナーを重要視している施設もあります。しかし面接前から面接後まで今回紹介したような対応ができれば、マナーを重視している施設の面接であっても好印象を与えることが可能です。身だしなみにも気を付けつつシミュレーションを繰り返し、意識せずともマナーに則した対応ができるようにしましょう。

この記事のライター

ささえるラボ編集部です。
医療・福祉・介護の仕事にたずさわるみなさまに役立つ情報をお届けします!

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