本日のお悩み:年間行事予定表作成のポイントを知りたい!
年度はじめからスタートさせたいと思っているのですが、どのような内容を盛り込めばよいでしょうか。
「何をするか」ではなく「なぜ行うのか」を考えましょう
■執筆者/専門家
特別養護ホーム生活相談員、訪問介護事業、地域包括支援センターにて介護支援専門員の経験あり。 現在は、デイサービス管理者として勤務。 地域でのネットワーク活動では事務局として「死について語る会」や「3大宗教シンポジウム」など幅広いテーマの勉強会やイベントを企画・運営の経験がある。 すきな食べ物はラーメン。
通所介護は、利用者さんが日中を安心して過ごし、社会とのつながりを持ちながら生活するためのサービスです。年間行事はその目的を支える手段の一つである、と考えると、内容の方向性が定まりやすくなります。
通所介護における行事の基本的な考え方
・人と関わるきっかけになる
・日常に楽しみやメリハリが生まれる
行事を企画する際に意識したいポイント3つ
2.行事の目的を明確にする
3.安全と日常業務の両立
■1.参加しやすさを大切にする
見て楽しむ、話を聞くだけでも参加と感じられる内容にしておくと安心です。
■2.行事の目的を明確にする
■3.安全と日常業務の両立
通所介護支援計画書との関係を意識する
■行事は「単発イベント」ではなく生活につながるもの
行事は単発のイベントとして終わるものではなく、利用者さん一人ひとりの生活や目標と、ゆるやかにつながっていることが望まれます。
■支援計画書に書かれている「思い」や「課題」と行事を結びつける
行事を企画する際には、「この行事が、利用者さんのどんな生活場面や思いにつながるか」を意識してみると、通所介護としての意味づけがしやすくなります。
■行事が支援目標を後押しする場面もある
■「自然に支援の方向性を支える」という視点
すべての行事を個別目標に結びつける必要はありませんが、「この行事は、利用者さんにとってどんな意味があるだろう」と一度立ち止まって考えることで、企画の質が変わってきます。
■年間行事予定表と支援計画書のズレを防ぐ
また、年間行事予定表と通所介護支援計画書の内容に大きなずれがないかを確認しておくことも重要です。行事が支援の流れから浮いてしまうと、職員間での認識がずれたり、説明が難しくなったりすることがあります。行事はあくまで、日々の通所介護サービスの中にあるものとして位置づけることが、無理のない運営にもつながります。
【具体例あり】各月の行事イメージ
■4月
■5月
■6月
■7月
■8月
■9月
■10月
■11月
■12月
■1月
■2月
■3月
最後に:自分たちらしい年間行事計画を
悩んだら通所介護の目的に立ち返ることも思い出しながら、事業所の特色や現場の状況に合わせて、ぜひ自分たちらしい年間行事を組み立ててみてくださいね。
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社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員