夜勤なしでも介護職は続けられる!自分らしい働き方を見つけるために

夜勤なしでも介護職は続けられる!自分らしい働き方を見つけるために

夜勤なしで働ける職場に転職したいという方からのお悩みです。訪問介護、グループホーム、居宅介護支援事業所などに勤務した経験を持ち、介護関連のセミナーや講演にも数多く登壇している羽吹さゆりさんにご回答いただきました。夜勤なしで働ける職場の例やメリット・デメリット、転職を成功させるポイントなどについて、詳しく解説していきます。【執筆者/専門家:羽吹さゆり】


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本日のお悩み:夜勤なしでも介護職の仕事を続けたい

家庭の事情で夜勤を続けることが難しくなり、転職を考えています。夜勤なしでも介護職の仕事を続けられる職場はあるでしょうか?

夜勤ができないと介護職を続けられない?

■執筆者/専門家

羽吹 さゆり

https://mynavi-iryofukushi.jp/media/users/7

・(有)⽻吹デザイン事務所介護事業部アモールファティ代表 ・アモールファティスクール⻑ 介護福祉⼠/介護⽀援専⾨員/介護技術指導員/⽇本語教員/社会科教員 介護職員実務者教員/社会福祉主事任⽤ 理論と経験に基づく「優しく丁寧に美しい介護」を理念に実践的な介護技術研修/コミュニケーション研修及び介護離職防止の為一般企業様向けに「介護セミナー」を実施しています。

ご家庭の事情で夜勤を続けることが難しくなり、転職を考えていらっしゃるのですね。介護職として働いていると、「夜勤ができなければ介護の仕事を続けられないのでは」と不安になる方も少なくありません。しかし、結論から申し上げると、夜勤なしでも介護職として活躍できる職場はたくさんあります。

■ライフステージに合わせた働き方を選ぼう

近年は、子育てや親の介護、ご自身の体調など、さまざまな事情を抱えながら介護職として働く人が増えてきました。それにともない、日勤のみや夜勤免除など、多様な働き方を取り入れている事業所も増えています。

そのため、夜勤なしでも自分に合った働き方を見つけられる可能性があります。大切なのは、「夜勤ができないから介護職を辞める」のではなく、「いまのライフステージに合った働き方を選ぶ」という考え方ではないでしょうか。

夜勤なしで働く介護職のメリット・デメリットとは?

■介護職が夜勤なしで働くメリット

夜勤なしの働き方には、多くのメリットがあります。第一に、家庭との両立がしやすいことです。毎日の終業時間がほぼ一定になるため、お子さんの送迎や学校行事、親御さんの通院の付き添いなど、家族との時間を確保しやすくなるでしょう。

また、生活リズムが整い、睡眠不足や疲労の蓄積が軽減されるので、心身の健康も保ちやすくなります。生活にゆとりが生まれることで、資格取得の勉強や趣味など、自分自身の時間を持ちやすくなるのも大きな魅力です。

■介護職が夜勤なしで働くデメリット

一方で、夜勤なしの働き方には注意したい点もあります。まず挙げられるのは、夜勤手当がなくなるため、給与が下がる可能性があることです。

地域によっては日勤のみの求人が少なく、希望条件に合う職場を見つけるまで時間がかかることもあります。そのため、転職を検討するにあたっては早めに準備を行い、給与や休日数、福利厚生、教育体制などを含めて、総合的に職場を選ぶことが大切です。

夜勤なしの職場への転職を成功させるポイント

■理想の働き方を整理する

転職を考える際は、「夜勤がないこと」だけでなく、「自分がどのような働き方をしたいのか」についても、きちんと整理しておきましょう。

「家族との時間を大切にしたい」「ご利用者とじっくり関わりたい」「将来的には資格取得を目指したい」など、自分の優先順位を明確にすることで、自分に合った職場を見つけやすくなります。

求人票だけでは分からないことも多いため、可能な限り施設見学を行い、「職場の雰囲気や職員同士の関係は良好か」「子育てや介護に理解があるか」などを確認することも大切です。

介護職を続けるためのキャリアの考え方

■ライフステージに応じた働き方が大切

私自身も、介護職として働く中で家庭との両立を優先した経験があり、子どもの受験や親の介護など、そのときどきの家族の状況に合わせて働き方を見直してきました。夜勤ができないために「介護職として十分に働けていないのではないか」と悩んだこともあります。しかし、いま振り返ると、そうした選択は決して遠回りではなかったと感じています。

人生には仕事を優先できる時期もあれば、家族を優先したい時期もあります。ですから、その時点のライフステージに合わせて働き方を選ぶことは、介護職を長く続けるためにも大切なことではないでしょうか。

■経験の幅が支援の幅につながる

ちなみに、私は子どもがある程度自立してから夜勤を始めました。そして、在宅介護や施設介護など、さまざまな介護サービスを経験し、それぞれの役割や支援の違いを学んだことで、介護をより広い視点で捉えられるようになりました。

「あのサービスも活用できそうですね」「こちらの選択肢もありますよ」と、ご利用者やご家族に幅広い提案ができるようになったことは、自分にとって大きな財産になっています。

最後に

夜勤ができなくなるからといって、介護職としてのキャリアが止まるわけではありません。いまのライフステージに合った働き方を選ぶことは、介護の仕事を長く続けるための前向きな選択です。また、そのときどきの経験は、必ず介護職としての成長につながります。

介護は、人の人生に寄り添う仕事です。だからこそ、介護に携わる方には、ご自身の人生も大切にしてほしいと思います。

家庭を守る時期があっても、仕事に打ち込む時期があっても、その経験は決して無駄にはなりません。人生で積み重ねた一つひとつの経験が、ご利用者やご家族に寄り添う力となり、あなただけの温かい介護へとつながっていくはずです。

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この記事のライター

・(有)⽻吹デザイン事務所介護事業部アモールファティ代表
・アモールファティスクール⻑

介護福祉⼠/介護⽀援専⾨員/介護技術指導員/⽇本語教員/社会科教員
介護職員実務者教員/社会福祉主事任⽤

理論と経験に基づく「優しく丁寧に美しい介護」を理念に実践的な介護技術研修/コミュニケーション研修及び介護離職防止の為一般企業様向けに「介護セミナー」を実施しています。

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