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【介護職向け】履歴書は手書きとパソコンのどちらを選ぶべき?それぞれのメリット・デメリットを解説

【介護職向け】履歴書は手書きとパソコンのどちらを選ぶべき?それぞれのメリット・デメリットを解説

介護職の履歴書は手書きとパソコンのどちらで作成すべき?応募先に合わせた選び方をはじめ、履歴書作成のマナー、志望動機や自己PRのポイント、提出時の注意点までわかりやすく解説します。【執筆者/専門家:倉元せんり】


目次

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介護職として就職や転職を考えている方のなかには、「履歴書は手書きのほうが採用されやすい?」「パソコンで作ると印象が悪い?」などと迷っている方も多いでしょう。

結論からいうと、履歴書は手書きでもパソコン作成でも問題ありません。大切なのは、応募先の特性や求める人材像を理解し、自分のアピールポイントを効果的に伝えることです。

この記事では、介護職が履歴書を作成する場面を想定し、手書きとパソコンのメリット・デメリットを詳しく解説します。手書きとパソコンのどちらを選ぶべきかの判断基準も紹介するため、就職や転職を考えている介護職の方は、ぜひ参考にしてください。

履歴書は手書きでもパソコン作成でも良い

■執筆者/専門家

倉元 せんり

https://mynavi-iryofukushi.jp/media/users/37

大学卒業と同時に社会福祉士の資格を取得。約8年、医療ソーシャルワーカーとして勤務。出産・育児と同時に退職し、現在は福祉・金融系webライターとして、福祉やお金にまつわるさまざまな記事を執筆している。

履歴書は応募先からの指定がなければ、基本的に手書きでもパソコン作成でも問題ありません。

介護業界の選考においては、履歴書の作成方法よりも経験、資格といった記載内容、そして面接を通じて確認される応募者の人柄などが重視されるでしょう。

人手不足が深刻な業界であることを踏まえても、履歴書の作成方法そのものが合否を左右することは考えにくいといえます。

手書きかパソコンか迷ったときの選び方

履歴書を手書きにするかパソコンで作成するかで迷った場合は、以下の3つのポイントを基に判断しましょう。
・応募先から手書き・パソコンの指定があるか
・応募先が求めるのはどのような人材か
・自分のアピールポイントはどこか

最も大切なのは、応募先からの指定の有無です。求人票に履歴書の作成方法が記載されている場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

■応募先の特性に合わせて選ぶ

指定がない場合は、基本的に手書きでもパソコンでも問題ありません。どちらにするか迷うときは、「ていねいなケア」を重視する施設なら手書きで温かみをアピールし、「効率的な業務運営」や「業務のデジタル化」を掲げる施設ならパソコンスキルをアピールするなど、応募先の特性を踏まえて判断してもよいでしょう。

■自分の強みが伝わる方法を選ぶ

また、自分の強みを示すことも大切なので、字がきれいでていねいな人柄をアピールしたい場合は手書き、パソコンスキルをアピールしたい場合はパソコン作成を選ぶという方法もあります。

履歴書を手書きで作成するメリット・デメリット

履歴書の作成方法を選ぶにあたっては、手書きとパソコン作成それぞれのメリット・デメリットを知っておくことが大切です。まずは、履歴書を手書きで作成する際のメリット・デメリットを解説します。

■メリット

履歴書を手書きで作成する主なメリットは、以下のとおりです。
・ていねいな字で書くと好印象につながる可能性がある
・熱意や人柄をアピールしやすい

■人柄が伝わりやすい履歴書になる

文字をきれいに書くのが得意な人であれば、手書きで時間をかけてていねいに履歴書を作成することで、真摯な姿勢や「この施設で働きたい」という熱意を示せるかもしれません。

介護職は「人」を相手にする仕事であり、温かみや人間味が重要視されるため、手書きの履歴書を通じて、そうした人間的な魅力をアピールできる可能性があります。

■デメリット

一方、手書きで作成するデメリットは、以下の3つです。
・雑に書くと悪い印象を与える可能性がある
・時間がかかる
・間違えると初めから書き直す必要がある

■手書きだからこその注意点

手書きの履歴書は、ていねいに書けば好印象を与えられる可能性がある一方、雑に書いてしまうと内容が読み取りづらくなり、かえってよくない印象を与えることにつながりかねません。

また、履歴書では修正テープや修正液の使用は基本的にマナー違反とされています。そのため、間違えると書き直しが必要となり、作成に時間がかかる場合があるでしょう。

履歴書をパソコンで作成するメリット・デメリット

続いて、履歴書をパソコンで作成するメリット・デメリットを解説します。

■メリット

履歴書をパソコンで作成するメリットは、以下の3つです。
・パソコンスキルがあることを示せる
・効率よく作成できる
・文字の大きさや文字間がそろっているので読みやすい

■読みやすさと作業効率を両立できる

他の職種と同様、昨今は介護職も業務のデジタル化に対応するため、基本的なパソコンスキルは重視される傾向にあります。パソコンで履歴書を作成すると、ある程度の書類作成スキルがあることを自然な形でアピールできるでしょう。

また、手書きよりも内容の修正や調整が簡単にできるため、複数の施設に応募する際も効率的に履歴書が作成できます。文字の大きさや文字間に統一感があり、誰が見ても読みやすい履歴書に仕上げられる点も、大きなメリットです。

■デメリット

一方、履歴書をパソコンで作成するデメリットは、以下のとおりです。
・個性をアピールしにくい
・入力ミスや誤字脱字に注意する必要がある

■パソコン作成ならではの注意点

パソコンで作成された履歴書は読みやすいのがメリットですが、一見しただけでは応募者の個性が伝わりにくい面もあります。

また、時間をかけずに作成しやすい分、入力ミスや誤字脱字に気が付かないまま提出してしまう可能性も考えられるでしょう。特にパソコン操作に慣れていない人は、注意深くチェックすることが求められます。

履歴書を作成するときのマナー

履歴書は、採用担当者が最初に目にする重要な書類です。手書きかパソコンかにかかわらず、以下の5つのマナーを押さえてていねいに作成しましょう。

■年号は統一する

履歴書内で使用する年号は、和暦(昭和・平成・令和)または西暦のどちらかに統一するのがマナーです。混在していると、採用担当者が時系列を把握しにくくなってしまいます。使用する履歴書のフォーマットが和暦表記なら和暦、西暦表記なら西暦で統一しましょう。

■古い履歴書を使いまわさない

作成してから時間が経っている履歴書を使うと、情報が古くなってしまうだけでなく、「複数の応募先に履歴書を使いまわしているのではないか」という疑念を与えてしまうかもしれません。誠実な姿勢を示すためにも、応募先ごとに最新の情報で作成することが大切です。

■写真は3カ月以内のものを使用する

履歴書に貼付する写真は、原則として3カ月以内に撮影されたものを使用しましょう。古い写真を使用していると、現在の容姿と異なる場合があり、面接時に違和感を与える可能性もあります。撮影する際は、清潔感のある服装で明るい表情を心がけることが大切です。

■空白や空欄はなるべく作らない

履歴書の入力項目はできる限り埋めるようにしましょう。空欄が多いと、やる気がない印象や、アピールポイントが少ない印象を与えてしまう可能性もあります。該当しない項目がある場合は、「特になし」と記載する、関連する内容を書いておくといった工夫をしましょう。

■応募先の敬称を正しく記載する

応募先の施設名や法人名には、正しい敬称を使うことが大切です。一般的に、法人や施設に対しては「貴法人」「貴施設」、病院に対しては「貴院」、会社に対しては「貴社」を使用します。

履歴書の項目ごとのポイント

履歴書を正しく記載するために、項目ごとの適切な書き方を理解しておくことが大切です。ここでは、介護職の履歴書作成で特に重要となるポイントを解説します。

■学歴

学歴欄は、一般的に高校入学から記載します。学校名は正式名称で記載し、略称は使用しません。卒業年月は正確に記載し、在学中の場合は「在学中」「卒業見込み」と記載しましょう。 介護に関連する学部・学科を卒業している場合は、そのことがわかるように記載することで、専門性をアピールできます。

■職歴

職歴欄では、入職・退職の年月と会社名や施設名を正確に記載します。すでに自己都合で退職している場合は、「一身上の都合により退職」と書き添えてください。

アルバイトやパートの経験でも、介護に関連する業務でアピールにつながるのであれば記載しましょう。

■免許・資格

介護職に関連する資格は、必ず記載しましょう。介護福祉士、介護職員初任者研修、実務者研修、ケアマネジャーなどの資格は、正式名称で記載します。

取得予定の資格がある場合は、「〇年〇月取得予定」と記載することで、学習意欲をアピールできます。通勤や業務で必要なケースもあるので、普通自動車免許など、介護関連以外の資格についても記載しましょう。

■志望動機

志望動機欄には、その施設を選んだ理由や、介護職を目指した理由を具体的に記載します。施設の理念や特色で特に共感した点、自分の経験や価値観との関連性などを盛り込むとよいでしょう。単なる条件面(給与、勤務時間など)だけでなく、介護への想いや貢献したい気持ちをきちんと表現してください。

■自己PR

自己PRでは、自分の強みや経験を仕事にどう生かせるかを記載します。コミュニケーション能力や責任感、体力、学習意欲など、介護職に求められる要素と関連付けて作成するとよいでしょう。その際、具体的なエピソードを交えることで、より説得力のある自己PRになります。

履歴書を手書きで作成する際のコツ

手書きの履歴書は、書き方次第で大きく印象が変わります。時間をかけてていねいに作成するためのポイントを確認しておきましょう。

■油性のボールペンでていねいに書く

手書きの履歴書では、黒色の油性ボールペンを使用しましょう。原則として鉛筆やシャープペンシル、消せるボールペンは使用できません。

文字を書く際は、ていねいに書くだけでなく、大きさを統一することも心がけましょう。急いで書かず、時間をかけて作成することが大切です。

■修正テープや修正液は使用しない

手書きの履歴書では、修正テープや修正液の使用は避ける必要があります。間違えてしまった場合は、新しい履歴書用紙に最初から書き直しましょう。この手間を避けるためにも、事前に下書きを作成し、項目ごとに内容を整理してから書き始めることをおすすめします。

履歴書をパソコン作成する際のコツ

パソコンで履歴書を作成する場合は、手書きとは異なる注意点があります。以下では、採用担当者が読みやすい履歴書を作成するためのコツを紹介します。

■フォントや文字サイズを統一する

パソコンで履歴書を作成する際は、明朝体やゴシック体などの読みやすいフォントで統一しましょう。文字サイズも基本的にそろえておきつつ、項目名と本文で若干サイズを変えると、メリハリがついて読みやすくなることがあります。

■A3またはB4用紙を使用する

履歴書は一般的に二つ折りしたときにA4またはB5サイズになるよう、A3またはB4サイズで作成します。プリンターがA4サイズまでしか対応していない場合は、コンビニのプリンターを利用するか、A4サイズ2枚に分割して提出しましょう。

履歴書を作成する際にどの様式を使用すればよいかわからない方は、「厚生労働省の履歴書様式例」を活用してみてください。

参考:厚生労働省の履歴書様式例

履歴書を提出する際の注意点

履歴書は、提出時のマナーにも注意が必要です。せっかくていねいに作成した履歴書を台無しにしないよう、提出方法のポイントを確認しておきましょう。

■クリアファイルに挟んでから封筒に入れる

履歴書を郵送または持参する際は、履歴書の汚れや折れを防ぐため、クリアファイルに挟んでから封筒に入れましょう。特に指定がない場合は、封筒は白色のものを使用し、サイズは履歴書が二つ折りで入る大きさを選びます。

なお、郵送する際は、簡潔なあいさつと応募の旨、同封書類の一覧などを記載した添え状を同封するのが望ましいでしょう。

■提出前にコピーを取っておく

履歴書の提出前には、コピーを取って保管しておくことが大切です。面接の際に履歴書の内容について質問される可能性があるため、自分が何を書いたかをすぐに確認できるようにしておきましょう。

■メールで提出する場合はPDFに変換して送る

履歴書をメールで送付する際は、特にファイル形式の指定がない場合、なるべくPDFファイルに変換してから送信しましょう。WordやExcelを使用して履歴書を作成した場合でも、PDF形式で保存したファイルを送ることで、印刷時のレイアウト崩れなどを防ぎやすくなります。

履歴書作成に関するよくある質問

最後に、履歴書作成に関する「よくある質問」に回答します。

■履歴書は手書きじゃないと落とされる?

先に紹介したように、基本的に履歴書の作成方法だけで合否が決まることはありません。大切なのは記載内容や応募者の能力、人柄です。応募先から指定がある場合はその指示に従い、指定がない場合は自分の強みを効果的にアピールできる作成方法を選びましょう。

■複数の求人に応募する場合はどちらがいい?

複数の求人に応募する場合、効率性を考えるとパソコン作成がおすすめです。一度テンプレートを作成すれば、志望動機・自己PRなどの一部を変更するだけで対応できます。ただし、まったく同じ履歴書を使いまわすのは避けましょう。

まとめ:履歴書をていねいに作成して自分をアピールしよう

履歴書は、応募者の第一印象を決める重要な書類です。手書き・パソコンのどちらを選ぶ場合でも、ていねいに作成することで自分の人柄や熱意をアピールできるでしょう。

今回紹介したポイントを参考にしながら、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる履歴書を作成し、希望する職場への就職・転職につなげてください。

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