高陽寮は、広島市安佐北区にある知的障害を持つ高齢者の方々のための入所施設です。 ここでは、一人ひとりの個性を大切にしながら、穏やかで心地よい毎日を支えています。
朝は回廊を歩いたり、外の空気を感じながらの散歩で身体をほぐし、午後には紙工芸やカラオケ、創作活動など、笑顔がこぼれる時間がたっぷり。 医療機関との連携による健康管理も整っていて、安心して過ごせる環境が整っています。
職員は、利用者の「その人らしさ」に寄り添いながら、日々の小さな変化にも気づき、やさしく声をかけます。 ここには、年齢を重ねても「自分らしく生きる」ことを応援する、あたたかな空気が流れています。
入職したばかりの頃は、利用者さんとの関わり方も、仕事の流れも分からなくて、毎日が手いっぱいでした。 でも、先輩がやさしく教えてくれて、少しずつできることが増えてきました。
食事の介助や、声かけ、掃除や記録の書き方など、覚えることはいくらかあります。 それでも、利用者さんが笑ってくれたり、「ありがとう」と言ってくれたりすると、がんばってよかったなって思えます。
職員同士も話しやすくて、分からないことはすぐ聞ける雰囲気です。 まだまだ不安もあるけど、ここでなら自分らしく成長できそうです。