牧田リハビリテーション病院は、大森にあった旧牧田総合病院に併設されていた、回復期リハビリテーション病棟と医療型療養病棟を分離独立させ、平成25年(2013年)1月に蒲田に移転して開院した病院です。蒲田に移転した現在の牧田総合病院とは、徒歩20分程度の距離にあります。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者様に対して、在宅復帰を目標にリハビリテーション医療を集中的に行うための病棟で、平成12年(2000年)にこの制度が始まりました。平成16年(2004年)に、牧田総合病院が大田区内で初めての回復期リハビリテーション病棟を本院内に設置しました。現在回復期リハビリテーション病棟は、2階と4階病棟の合計120床で運用しています。当院の回復期リハビリテーション病棟の60%が脳血管等(脳卒中など)の患者様で、30%が運動器(整形外科)疾患の患者様です。また、入院患者の70%が本院から、30%が他院から転院してくる患者様です。
一方、3階にある医療療養型病棟(60床)では、気管切開、人工呼吸器を装着されている神経難病など重度の障害を抱えた患者様を、積極的に引き受けています。
訪問診療は、2014年に診療を開始しました。ご自宅や施設へ医師と看護師が訪問し診療をおこなっています。ご自宅や施設で安心して療養できるように365日24時間体制にて対応しており、診療体制の充実、緊急往診・看取りの実績を積み重ね、2015年機能強化型在宅療養支援病院となりました。
また牧田リハビリテーション病院では、大森から移転した牧田訪問看護ステーション、牧田介護サービスセンター(居宅介護支援事業所)を併設し、在宅介護・訪問リハの機能が強化されました。
牧田総合病院は急性期医療を行う病院、牧田リハビリテーション病院は回復期、生活期(維持期)の医療・リハビリテーション、在宅医療、介護を担う病院として、機能分化を図っています。
回復期、生活期のリハビリテーション医療は、多職種によるチーム医療で進めていく必要があります。安全、安心なリハビリテーション医療と快適な療養生活を送ることが出来るよう、質の高いサービスを提供できるよう努めています。仁医会のVISIONである『すべての人に安心を』に基づき、これからも回復期・生活期の地域医療に尽力いたします。
| 施設名 | 牧田リハビリテーション病院 |
|---|---|
| 所在地 | 〒144-0051 東京都 大田区 西蒲田4丁目22番1号 |
| アクセス |
電車 東日本旅客鉄道 JR京浜東北・根岸線 蒲田駅 徒歩10分
車 駐車場(有料コインパーキング)・駐輪スペース、各10台ほど有 |
| 従業員数 | 325名 |
| サービス形態 | 医療機関 / 訪問サービス / 居宅介護支援(ケアマネジメント) |
| 法人名 | 社会医療法人財団仁医会 |
