未就学のお子さんの児童発達支援と、小・中学校や高校に通うお子さんの放課後等デイサービスを担当しています。一人ひとりに合わせた個別療育の計画づくりと記録も行っています。
学生のころから子どもに関わる仕事がしたいと思っていましたが、見学に来たときに「ここは他と違うな」と感じたのが決め手でした。つぼみは、職員とお子さんが1対1で向き合う個別療育を大事にしています。大人数をまとめて見るのではなく、その子に必要なことを、その子のペースで積み上げていく。私がやりたかったのはこれだと思いました。
もうひとつは、「一人ひとりに寄り添った支援で生きる力を育みます」という言葉です。理念として掲げるだけなら簡単ですが、見学の日、職員の方が一人の子とじっくり時間をかけてビーズ通しに向き合っている姿を見て、本当にそうしているんだと納得できました。ここでなら自分も丁寧に子どもと関わっていけると思い、入職を決めました。
「できた」の瞬間に立ち会えることです。つぼみでは、身の回りの生活動作の習得や、体の使い方の理解、コミュニケーションの力を伸ばすことを目標にしています。どれも、ある日いきなりできるようになるものではありません。ビーズを一つ通すのに何週間もかかることがあります。
だからこそ、その子が自分の手で最後の一つを通せた日のことは忘れません。ご家族に「家でも自分で靴を履くようになりました」と言っていただけたときは、続けてきてよかったと心から思いました。
集団活動でルールやマナーを学ぶ時間もあり、個別と集団の両方から一人の子の成長を見ていけるのも、この仕事の面白さだと感じています。夏祭りやクリスマス会といった年間行事も、子どもたちの成長が見える大切な機会です。
「あの子、今日はどうだった?」という会話が自然に飛び交う職場です。個別療育が中心なので、一人の職員が一人のお子さんと向き合う時間が長くなります。だからこそ、支援が終わったあとに気づいたことを共有する時間を大切にしています。自分だけの見立てで判断せず、ほかの職員の視点をもらえるので、迷ったまま抱え込むことがありません。
職員同士の距離も近く、経験の浅い方が「この場面、どう関わればよかったですか」と聞ける空気があります。私自身も入職したころ、先輩に何度も相談させてもらいました。
子どもたちの前では明るく、支援の話になるとまじめに。そのメリハリがある職場だと思います。