ホスピス病棟では、「その人らしく生きるための場所」として看護師・医師だけでなく医療ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士、看護助手、薬剤師などの多職種とボランティアで構成されるチームにより、患者さん・ご家族と一緒に「療養中でもできる事」の中から最善のものは何かを考え精一杯支えております。
日常生活を支えるケアだけでなく、症状コントロールのために必要な医療ケアの提供をおこない、身体的な痛みだけでなく様々な苦悩を抱えている患者さんやご家族と真摯に向き合い、思いや意見をできる限り尊重し、苦痛の緩和を行っています。できるだけ癒しの場を提供するため生活する病室に好きな絵やご家族の写真を飾ったり、好きな音楽をかけたり、病室内のレイアウトを調整しています。
介護療養病棟ではケアマネジャーの計画をもとに、介護福祉士と、看護師が協働で関わり、患者さん・ご家族の希望に沿うよう取り組んでいます。経管栄養を有する患者さんの多くは、口腔内の機能は低下しがちですが、その方に応じた歯ブラシを選択し、口腔ケアに取り組んでいます。経管栄養の方は、嚥下の状況を見ながら、経口摂取に持っていけるよう、ご家族や栄養科の協力を得ながら、嚥下機能の改善につなげています。
患者さんの動作に応じて、今できることは何かを考え,他職種間でのカンファレンスを密に行い安全に配慮し、抑制をしないケアでは、高い評価が得られています。
施設名 | 【病棟】 |
---|---|
所在地 | 北海道 函館市 的場町19番6号 |
アクセス |
電車 函館市企業局 函館市電2系統 堀川町駅 徒歩10分
|
法人名 | 医療法人敬仁会 函館おしま病院 |